スタッフ紹介

担当します高橋です。
髙橋 力哉
- 鍼灸師
- あんまマッサージ指圧師
- 認知症サポーター
- 更年期カウンセラー
- サプリメントアドバイザー
- NASMスポーツトレーナー
初めまして、てらだサロンの髙橋力哉です。
鍼灸接骨院、リラクゼーションサロンでの経験を活かし、お1人お1人に合わせた施術をさせていただきます。
自律神経系の悩みや痛みなど身体のこと以外でも、今よりもっと生きやすく、肩の力を抜くことができるような身体的・精神的なケアをさせていただければと思います。
あなたにとって、気軽に相談できる存在になれたら嬉しい限りです。
なぜ鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師になったのか
僕が人の身体のケアをするお仕事をし始めたのは20歳のときです。
もともと音楽が好きだったため大学に入学してからは下北沢でライブをしたり、バンド活動ばかりしていましたが就活の時期に残念ながら解散。
「これからの人生どうしようかな」なんて考えていたところたまたま友人が「タイ式マッサージの求人があるよ」と教えてくれました。
その頃の僕の服装といったらかなりのエスニックです。
ひざ下まである長い法被のようなものを着ていましたし、常にお香の匂いが漂っていましたから「あ、こいつはタイとか好きなんだろうな」なんて教えてくれた友人は思ったのでしょう。
数年後にタイのスクールに通うことになるのですが、大学生だった当時はまだ行ったことがなく、ただの憧れの国でしかありませんでしたが友人はよくぞ声をかけてくれたと思います。
マッサージ自体はやったことがありませんでしたが教えてくれたタイ式マッサージのお店の雰囲気が気に入ったので即応募。
服装が良かったのか即採用。
晴れて人の身体のケアに携わる第一歩を踏み出したわけです。
マッサージをすることにバンド活動をしていた頃と似たような感覚を覚え、どっぷりとその世界にはまった僕は次に働かせていただいたサロンで新たにタイ式メニューの作成を任されました。
任されたこともあり1ヶ月間、タイのスクールに通うことになるのですがそこで解剖学や生理学、のんびりとする精神も学び帰国。
この頃から「もっとお客さんを快適にさせるためにはどうしたらいいのか」ということを強く考えるようになり、リラクゼーションサロンでは限界を感じたことから鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の免許を取得しようと決断しました。
過呼吸や難聴、めまいの経験
鍼灸師を志す人には自分が身体の調子を悪くした経験を持つ人が割と多い傾向にありますが、僕もそのうちの1人です。
高校時代、何をしても「気持ち悪い」と言われていじられていた僕は部活動の合宿でも1人で過ごすようになり、気づけば人がたくさんいるところに行くと過呼吸が起こるようになっていました。
幸い、高校を卒業してからは友人にも恵まれ、地元の友達などの支えもあり何とか1人でイベントなどにも参加できるようになり楽しい日々を送ることができるようになりました。
しかし、今度は鍼灸の専門学校時代に急性低音障害型感音難聴にかかり、ホットフラッシュやめまい、動悸や偏頭痛などの自律神経症状に悩まされることに。
汗が突然バーっと出るわけです。
症状が出始めた頃は人に相談せず、1人で悶々としていましたがどうにもこうにも良くならないですし、終いには実技の授業中にめまいがひどくて先生に治療してもらうというところまでいってしまいました。
これがきっかけで人に相談するようになったのですが、相談してみると親身になって周囲の人たちが考えてくれたおかげもあり、漢方と鍼灸治療で症状は消えていきました。
ただ、残念ながらいまだにめまいや動悸はたまに起こるのですが、頻度はかなり少なくなり気にならないほどです。
さて、長々と僕の体験をお話してきましたが、別に不幸自慢をしたいわけではありません。
何が言いたいかというと、「1人で悩んでも解決しないよ」ということをお伝えしたいのです。
過呼吸もそう、めまいや難聴もそう、全部誰かに打ち明けて寄り添ってくれる人がいたから回復していったのです。
僕のお仕事は人の身体に鍼をしたりマッサージをしたり、直接触れてケアをさせていただくお仕事ですが、何よりも大事なのは話すことです。
心理カウンセラーではありませんし専門的なカウンセリングはできませんが、もし同じように何か悩んでいることがあれば聞かせてください。
できる範囲で一緒に考えることはできます。
年齢は関係ありません。
今よりも少しよく、生活ができるよう精一杯お手伝いさせていただきます。