「鍼灸やマッサージを受けたいけど通院することが難しい・・」
何らかの身体的な理由により、通院するのが困難な方向けに医療保険を使った訪問鍼灸マッサージがあります。
ここでは、てらだサロンのサービス内容についてご説明いたします。
ご利用開始までの流れ
- 電話でお問い合わせをする
- 無料体験をする日程を決める
- 無料体験を受け、料金などの説明を受ける
- 治療を開始する場合、お医者さんへの同意書依頼状を受け取る
- かかりつけのお医者さんに依頼状を渡し診察を受ける
- 同意書を受け取り、治療開始
このような流れになります。
ご不明点などはお電話にて、お気軽にお問い合わせください。
鍼灸の医療保険について
鍼灸の医療保険の対象となる疾患は6種類です。
- 神経痛
- リウマチ
- 頸肩腕症候群
- 五十肩
- 腰痛症
- 頚椎捻挫後遺症
鍼灸の医療保険の場合、慢性的な疼痛があり医師による適当な治療手段のない場合のみ保険の対象となります。
6疾患について
【神経痛】
末梢神経(全身に広がっている神経)に沿って、生じる痛みのことを言います。例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などによる坐骨神経痛、顔がピリピリと痛む三叉神経痛などがあげられます。神経痛のある方は「ピリピリ」「じんじん」「電気が走るような」などの表現をよくされる印象です。
【リウマチ】
関節が痛んだり腫れたり、こわばって動かしにくくなる自己免疫疾患です。女性に多いのが特徴の疾患で、関節の内面にある滑膜が炎症し、進行すると骨や軟骨が破壊され変形してしまい日常生活に支障が出てしまいます。
【頸肩腕症候群】
首や肩、背中、腕にかけての痛みやしびれが起こり、主に筋肉のこりが原因とされるのが頸肩腕症候群です。原因には筋肉の使いすぎや不良姿勢、運動不足などがあげられます。
【五十肩】
四十肩・五十肩というのは俗称で、正確には肩関節周囲炎と言います。主に炎症期・拘縮期・回復期の3つの経過があり、放置しておけば痛みが治まることもありますが、関節の可動域が狭くなってしまう可能性があります。痛みがあるときは結髪動作(髪を結ぶときの動き)と結帯動作(帯を後ろで締める動作)がしにくくなるのが特徴です。
【腰痛症】
その名の通り、腰の痛みのことを言います。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折など疾患によるものもありますが、そういった原因がハッキリとしない腰痛もあります。不良姿勢による筋肉の痛みや心因性の腰痛もあります。
【頸椎捻挫後遺症】
頚椎捻挫後遺症とは、むち打ちなどの首の外傷による後遺症のことを言います。ある程度の痛みは治まっても、寒くなると痛みが出たり長期間に渡って症状が残るのが特徴です。
マッサージの医療保険について
マッサージは鍼灸のように限られた疾患はありませんが、主に運動機能障害がある方、寝たきりや歩行が困難な方、痛みやしびれがあり通院が困難な方、筋力低下のある方など何らかの理由で通院ができない、もしくは困難な場合でマッサージが必要な方が対象となります。
マッサージとリハビリの違い
【マッサージ】
マッサージの目的として痛みの緩和・関節の動きの改善・血流、リンパの流れを良くする・内臓機能の調節などが挙げられます。あとは、単純にマッサージされると気持ちいいですよね。この気持ちいいという部分も実はマッサージの大切な要素で、身体的・精神的な疲れを癒すことも目的とされます。
【リハビリ】
リハビリの目的として起き上がる、座るなどの動作の訓練・食事や着替えなどの生活上の訓練・福祉用具の使い方・関節拘縮の改善・飲み込み動作や言語機能の訓練などが挙げられます。機能を改善させるためにマッサージを行うこともありますが、基本的には機能訓練がメインとなります。担当するのは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士です。
料金について
- はり・きゅうどちらか:1,610円
- はり・きゅう併用:1,770円
- マッサージ1部位:450円
- 変形徒手矯正術1部位:470円
※マッサージは5部位、変形徒手は4部位が最大となります。
- 4kmまで:2,300円
- 4km以上:2,550円
※治療院から訪問先までの直線距離で決定します。
同意書が取得できない、保険を使いたくないなどの理由で保険を使用しない場合は実費での治療も可能ですので、ご相談ください。
無料体験について
まずはお電話にてお問い合わせをいただいて、無料体験を受けていただきます。
僕は鍼灸師の他にあん摩マッサージ指圧師の免許を持っていますので、基本的には鍼灸とマッサージの両方を行います。
マッサージで筋肉を緩めて鍼灸で痛みを取り除いていく、といったイメージです。
また、鍼灸にもマッサージにもリラックス効果があり、東洋医学的なツボを用いた治療で不眠やイライラなど、自律神経による不調にも対応しております。
最初はどのような感じで行うのか体験していただくためにも無料体験を受けていただきますが、通常の治療と変わらない施術を行わせていただきます。
日程の調節も可能ですので、ご希望の日にちをお気軽にお問い合わせください。
使用する鍼(はり)
鍼といっても注射針のような太いものは使用しません。
- 0番=0.14mm
- 1番=0.16mm
- 2番=0.18mm
- 3番=0.20mm
だいたい髪の毛の太さくらいのイメージです。
また、写真にもある「てい鍼・ローラー鍼」は刺さない鍼です。
鍼が苦手な方や敏感な方は、この刺さない鍼でもしっかりと効果がありますので無理せずお申し付けください。
使用するお灸
お灸は台座灸という、シールでペタッと貼るタイプのお灸を使用します。
火傷しない程度の熱さのものを使用しておりますので、じんわりとした温かさを感じていただけるかと思います。
写真では煙の出るタイプの台座灸を使用していますが、匂いや煙がダメな方は煙が出ないタイプの台座灸を使用します。
マッサージ
リハビリを行う治療院もありますが、訪問鍼灸てらだサロンでは筋肉を緩め疼痛の緩和や可動域の改善を主な目的にマッサージを行います。
リハビリと併用してご利用していただけると、より効果を実感していただけるかと思います。
同意書の取得
無料体験を受けてみて治療開始をご希望された場合、次は同意書を取得していただきます。
鍼灸・マッサージともに医療保険での治療を行うには、基本的にはご本人が現在かかりつけのお医者さんに依頼状と同意書が入った封筒をお渡しいただいて、診察を受けてからの取得となります。
もしも受診するのが難しい場合、ご家族の方がかかりつけのお医者さんにお願いしに行くか、もしくは僕がお願いしに行くことも可能ですのでご相談ください。
また、訪問医師にお願いすることも可能です。
治療開始
同意書が発行された次の日から治療が開始できます。
同意書が取得できましたら、ご連絡ください。
また、同意書の有効期限は6ヶ月間となっております。
もしも6ヶ月経って治療継続が必要でしたら同意書の再取得が必要になります。
治療頻度
症状の具合によって治療の頻度は変わってきますが、基本的には週に2回〜3回が目安となります。
継続することによりお身体が良い状態に維持できたり、症状を悪化させないようにすることが可能です。
1回の治療時間は約30分と短いですが、お身体へのご負担も少ないため週に2回〜3回、お受けいただくことをオススメしております。
お問い合わせ
お問い合わせはお気軽にお電話ください。
対応エリアは新宿区周辺とさせていただいております。