寝起きに心臓がドキドキと動悸がしていたら怖いですよね。

僕自身、お昼寝をした後に動悸が起こることがあるのですが、動悸が起こると「このまま死んでしまうのでは・・」なんて不安になってしまうこともあると思います。

そうするとパニックになってますます動悸がすることに・・

こんにちは、鍼灸師のリキヤ(@rikiref)です。

今回は、そんな寝起きの動悸について調べてみました。

 すでに心臓の病気を持っていたり、高血圧の方、その他の持病がある方はいつもと違う感じがあったらお医者さんに相談しましょう。
この記事のポイント
  • 脈拍数の基準値
  • 寝起きに動悸が起こる原因
  • ストレスでの動悸との向き合い方

脈拍数の基準値

脈拍数(心拍数)の基準値は1分間に60〜90回と言われています。

 子供の脈拍数は多くなります。詳しい子供の脈拍数についてはこちらを参考になさってください。

参考サイト:桑原医院 子供の健康と救急

とはいえ、1分間に90回だとちょっと早いので、60〜75回あたりが正常かなと思います。

もしも安静時の脈拍数が100回を超えていたり(頻脈)59回以下(徐脈)なら気をつけた方がいいのですが、緊張していたりスポーツをしていると脈拍は変化します。

あまり続くようでしたらお医者さんに相談しましょう。

ちなみに、激しいスポーツをしている人はスポーツ心臓といって心臓の壁が厚くなったり大きくなったりして、1回に送り出せる血液の量が多くなるため脈が遅くなることがあります。

スポーツ心臓とは、激しい有酸素運動(高強度のランニングや自転車競技)を定期的に行なっている人や高強度でウェイトトレーニング(重量挙げ)を行っている人の心臓に生じる正常な変化のことです。

リキヤ
とはいえ、スポーツ心臓の人はあまりいないみたいです。

寝起きの動悸の原因とは

ゆっくりと眠れたハズなのに朝方、起きるとドキドキと動悸がする。

朝からそんなことが起きると不安になりますし、なんだか疲れてしまいますよね。

では、原因は一体なんなのでしょうか?

考えられる寝起きの動悸の原因
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 生活習慣の乱れ
  • 貧血
  • 高血圧
  • 甲状腺ホルモンの亢進

今回はこの6つについて考えていきたいと思います。

睡眠不足や自律神経の乱れなどで一時的なものならいいのですが、続くようでしたら注意が必要です。

睡眠不足・ストレス

仕事が多忙だったり人間関係で悩んでいたり、人間には日々たくさんのストレスがかかっています。

それが適度な場合なら睡眠によって解消することができるのですが、ストレスがかかりすぎてしまうと逆に睡眠がうまく取れなくなってしまいます。

施術をしていると、家に帰っても身体のスイッチをオフにすること(副交感神経優位)ができず寝付けない、なんて人がいます。

特にパソコン作業を長時間行うデスクワークの人に多い印象です。

マッサージ中も力が入っていてしまい、身体がリラックスすることを忘れてしまっている状態です。

リキヤ
常に攻撃体勢、仕事モードというイメージ。

そうなるとストレスに対応するためのホルモンが過剰に分泌してしまい、血圧が上がり心拍数が増加します。

この状態が続くと寝起きに動悸がしたり、心疾患のリスクを高める原因にもなってしまうことに。

このような人は首や肩の筋肉がガチガチに固くなってしまっていることが多いので、鍼灸やマッサージで身体を緩めてあげると良くなる場合があります。

身体にリラックスすることを思い出させる感じです。

根本的にはストレスの原因となっているものを除去すれば解決しますが、仕事を辞めるわけにもいきませんので、最近寝つきが悪いなと感じたら一度リセットしに身体をメンテナンスしてあげてみてください。

生活習慣の乱れ

仕事が多忙な場合やストレスとも関係してきますが、寝る時間がバラバラだったり暴飲暴食や喫煙など生活習慣が乱れていると十分に睡眠が取れず、動悸がすることがあります。

暴飲暴食とまではいかないけれど、特にお酒を連日飲む方は注意した方がいいかもしません。

お酒は適量ならば良いとされていますが、適量だとしても連日飲むというのは避けた方が良さそうです。

まずは、アルコールの摂取基準のおさらいです。

1日のアルコール摂取基準
  • ビール=500ml
  • 5%のチューハイ=520ml
  • 日本酒=1合
  • 焼酎=0.6合
  • ワイン=ボトル1/4

しかし、この量だとしても日々の摂取する水分量が不足していると脱水になってしまう危険性もあります。

東洋医学的にアルコールは「熱」と「湿」に分類されます。

連日ではなく、摂取する水分量も十分足りていれば余分な「熱」と「湿」が身体に蓄積することはないでしょう。

しかし、お酒の量が適量だとしても1日に摂取する水分量が少なく、お酒を連日飲んでいると「熱」と「湿」が蓄積してしまうことに。

「湿」はむくみやだるさなどの原因になりますし、「熱」はその性質上、上に昇る性質があります。

そのため、過剰な「熱」はめまいがしたり動悸が起こる原因にもなるのです。

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1日に必要な水分量は体重30kgあたり1リットルとされています。

身体の状態にもよるので一概に積極的に水分補給をしましょうとは言えませんが、基本的には水分をしっかり摂ることが推奨されます。

お酒を飲んでいるときに同量のお水を飲むことは難しいと思いますので、どうしても脱水気味になってしまいます。

僕自身の経験上、適量だとしても連日お酒を飲んでいると「熱」の蓄積と脱水により動悸が起こりやすくなりました。

1日飲んだら1日は休肝日にするなどして、連日お酒を飲むのは避けた方がいいでしょう。

リキヤ
暴飲暴食や喫煙は言うまでもないですね。

貧血

貧血とは、血液の細胞のひとつである赤血球や、ヘモグロビンが低下する病気の総称です。赤血球は全身に酸素を運ぶ役割を持っており、赤血球が酸素を運ぶためにはヘモグロビン(赤色素)という、赤色のタンパク質が正常に機能していなければなりません。

貧血では全身に酸素を十分に運ぶことができないことから、さまざまな症状が起こります。

貧血で酸素がうまく運ばれなくなると、心臓は全身に酸素を届けるために拍動数を増やして頑張ってしまいます。

そうなると、ドキドキと動悸がしてしまう原因に。

貧血気味の人は少し日々の食べ物、飲み物を見直してみてもいいかもしれません。

また、鉄欠乏性貧血の人は「非ヘム鉄」の吸収効率を考えてみましょう。

特に女性は月経があるため鉄欠乏性貧血になりやすいとされています。

効率よく身体に吸収されるのは「ヘム鉄」と呼ばれるものですが、こちらはヘモグロビンを多く含む動物性の食品に多く含まれているためそこまで量を摂取することは難しいです。

リキヤ
毎日レバーを食べるのって難しいですもんね。

主に日々の食事から摂取する鉄分は「非ヘム鉄」と呼ばれるものになるのですが、こちらは「ヘム鉄」に比べて吸収率が悪くなります。

とはいえ、鉄分を摂取するメインとなるのが「非ヘム鉄」。

貧血気味の人は、この「非ヘム鉄」の吸収をより悪くしてしまう食品はなるべく避けた方がいいかもしれません。

そこで特に注意したいのがコーヒーやお茶です。

コーヒーやお茶に含まれる「タンニン」と呼ばれる成分は「非ヘム鉄」の吸収を邪魔してしまいます。

貧血気味の人は休憩をするときにコーヒーを飲みすぎないように注意しましょう。

また、「非ヘム鉄」の吸収を良くするものにはお肉のタンパク質やビタミンCがあります。

「非ヘム鉄」の吸収を良くするためにも「ヘム鉄」を摂取するためにもお肉やビタミンCを多く含む食品は積極的に取り入れていくのがいいかもしれません。

高血圧

高血圧自体はほとんど症状を自覚することが少ないです。

しかし、もともと高血圧の人で寝起きの動悸が気になる場合、狭心症の可能性があります。

特に痛みがある場合や20分以上続く場合、冷や汗や悪心嘔吐がある場合は心筋梗塞へ移行している場合があるので、早急に病院へ行きましょう。

リキヤ
いつもと違うなと感じたら注意しましょう。

寝起きで動悸が起こらなくても、血圧が高めの人は生活習慣を見直しておいた方がいいでしょう。

甲状腺ホルモンの亢進

甲状腺の機能が亢進してしまう病気は主にバセドウ病と呼ばれるものです。

女性に多く、メルゼブルクの3徴という特徴的な症状が現れます。

メルゼブルクの3徴
  • 甲状腺腫大
  • 眼球突出
  • 頻脈
 バセドウ病の人全員に3つ全ての症状が出るとは限りません。

バセドウ病は自己免疫疾患の一つです。

病院で治療を受けずにいる人は心臓にも負担がかかるため安静にする必要がありますが、しっかりと治療をすれば運動をしても大丈夫なほど、普通の生活ができるとされています。

メルゼブルクの3徴以外でも、

  • 疲れやすい
  • 汗がたくさん出る
  • 体重が減る
  • 食欲が増える
  • 手が震える

などの症状が気になるようでしたら病院で相談してもいいかもしれません。

ストレスでの動悸との向き合い方

高血圧やバセドウ病、もともと心臓が悪い人や血管の病気の人は病院での治療が必要となる可能性がありますが、仕事が多忙であったり生活習慣が乱れていたり、ストレスが原因で寝起きに動悸がする場合は自分の生活を振り返ってみましょう。

動悸は身体からのSOSかもしれません。

夜はしっかり寝れていますか?

歯を食いしばるクセがありませんか?

身体の筋肉がガチガチに硬くなっていませんか?

そのような場合は1人で抱え込まずに身体のメンテナンスをしに行きましょう。

鍼灸はそのような人を手助けする1つの手段です。

マッサージも同じです。

是非お近くの治療院やサロンで相談してみてください。

 何度も言いますが、痛みを感じたり長時間動悸が続くようでしたら早めに病院へ行きましょう。 持病のある人も同じです。

おわりに

朝、目が覚めたときに動悸がすると不安になりますよね。

上記の通り、危険を感じたらすぐに救急車を呼んでください。

寝起きに動悸がする場合は自分の今の状況を振り返るタイミングです。

そのSOSを放置せずに、しっかりと自分のメンテナンスをしてあげましょう。

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