ロキソニンなどのお薬をアルコールで飲むと命に関わる危険性があるので注意

こんにちは、鍼灸師のリキヤ(@rikiref)です。

偏頭痛がある人でも、お酒が好きな人はいますよね。

ちょうど偏頭痛が起こっていて辛いとき、断ることができればいいのですがお付き合いだからといって飲み会に参加してしまうこともあるかと思います。

「頭が痛くなりそうだから、飲む前に痛み止めを飲んでおこう」

「めんどくさいからビールで痛み止めを飲んじゃおう」

なんてこと、やっていませんか?

当然ながら、痛み止めに限らずアルコールでお薬を飲むのはNGです。

偏頭痛が起こっていたりして体調の悪いときにお酒を飲むこと自体NGです。

では、なぜお酒と一緒にお薬を飲むといけないのでしょうか。

今回は「お酒と一緒に薬を飲まないでね」ということをお伝えしようと思います。

リキヤ
もちろん、市販のロキソニンなどの痛み止めもお酒と一緒に飲んだらダメですよ。
この記事のポイント
  • アルコールで頭痛が起きる原因
  • ロキソニンをアルコールで飲んではいけない理由
  • お酒が抜ける時間
  • もしもアルコールと一緒に飲んでしまったら

アルコールで頭が痛くなる原因

お酒を飲むと頭が痛くなることがありませんか?

これは偏頭痛と同じように、血管が拡張するためだと言われています。

身体の中のアルコールを外に出そうとして血流が良くなり、血管が拡張して頭の神経を圧迫してしまい、痛みが発生します。

偏頭痛がある人はアルコールが引き金となってしまう場合もあるので、「今日は偏頭痛が起こりそうだな」というときはお酒を控えた方が良いでしょう。

リキヤ
僕は偏頭痛が出現しているときにお酒を飲んだことがありますが、やっぱり痛みが助長されました。

ロキソニンをアルコールで飲んではいけない理由

これはロキソニンに限ったお話ではありません。

お薬はお水で飲むのが基本です。

これはもう、当たり前ですよね。

でも、飲み会などでアルコールと一緒に飲んでしまうこともあるかもしれません。

僕も以前、飲んだことがありますが今になって調べてみると、ちょっと良くないことが起こる可能性があることがわかりました。

お薬が効きすぎてしまう

お薬もアルコールと同じように肝臓で代謝されるのですが、アルコールと一緒に飲むことによって代謝酵素がアルコールにも使われてしまうため、お薬の作用を高めてしまう危険性があるそうなのです。

お薬の成分が通常よりも代謝されないということは、普通の量よりも多く身体の中にお薬の成分が入ってしまうことになります。

つまり、お薬を多く飲んでしまっていることと同じことになってしまうのです。

リキヤ
薬がよく効いて良いような・・
お灸さん
いけません。

「お薬の作用を高める」というのは良い意味ではなく悪い意味です。

そもそもお薬は量によってそれぞれ身体に及ぼす効果が決められています。

それ以上に効果が現れてしまうということは危険なのです。

ロキソニンの使用上の注意にもこのことは書かれています。

一般的にアルコールは薬の作用や体内動態に影響を与えることが多いことが知られています。特に解熱 鎮痛成分等はアルコールによって吸収や代謝を促進されることがあり、副作用や毒性の増強があらわれる危険性がありますので、注意が必要です。

リキヤ
その通りですね。

アルコールと一緒に飲むと必ず副作用が現れるといったわけではないでしょうが、使用上の注意にも書かれている通りアルコールで飲むのはやめましょう。

アナフィラキシー

アナフィラキシーというのは食べ物やお薬、ハチに刺されたときなどに起こる急性のアレルギー症状です。

じんましんが出たり下痢をしたり、ひどいときは呼吸困難になってしまいます。

最悪の場合は意識がなくなり血圧が低下し、命を落としてしまう危険性も・・

アルコールでお薬が効きすぎてしまうとアナフィラキシーショックが起こってしまう可能性があります。

お灸さん
怖いですね・・
リキヤ
アルコールと一緒にお薬を飲むのはやめた方がいいですね。

特に痛み止めでよく使われる代表的なロキソニンやボルタレンなど、NSAIDs(エヌセイズ)と呼ばれるお薬はアナフィラキシーが起こりやすいと言われています。

僕も以前にお酒でロキソニンを飲んだことがありますが、たまたま大丈夫だっただけで体調や年齢、体質などでも危険性が変わってくるので飲まない方がいいです。

命の危険もあります、絶対にやめましょう。

お薬はアルコールが抜けてから飲む

アルコールでお薬を飲む危険性はわかったかと思います。

では、お薬を飲む場合、アルコールを飲んでから何時間経過すれば飲んでも大丈夫なのでしょうか。

アルコールの単位

アルコールの摂取量の基準として、単位というものがあります。

1単位=純アルコール20gとされています。

この20gがどのくらいかというと、こんな感じです。

純アルコール20g
  • ビール=500ml
  • 5%のチューハイ=520ml
  • 日本酒=1合
  • 焼酎=0.6合
  • ワイン=ボトル1/4
リキヤ
うーん、飲む人にとってはちょっと物足りないですね。

アルコールが抜ける時間

体重60kgの人で1単位のアルコールを飲んだ場合、約3〜4時間は体内にアルコールが残るとされています。

2単位の場合は1単位の2倍で、約6〜7時間です。

お灸さん
結構長いですね。

参考サイト:アルコール健康医学協会「飲酒の基礎知識」

また、アルコールを早く代謝させるためにもお水を飲むことをオススメします。

飲み会などで「お水も一緒に飲め」と言われるのはアルコールの代謝を早める目的もあったのです。

飲酒後にお薬を飲むタイミング

アルコールが抜ける時間から考えて、最低でも3〜4時間は空けてからお薬を飲むようにした方が安全でしょう。

ただし、アルコールの量が増え、単位が増えれば増えるほど、アルコールが身体から抜ける時間は長くなってしまいます。

量を飲んだらその分、間を空けましょう。

アルコールでお薬を飲んでしまったら

ダメだとはわかっていても飲んでしまう。

そんなことだってあるかと思います。

もしもアルコールでお薬を飲んで頭痛が悪化したり、フラフラしたり、息苦しくなってしまったときはお水をたくさん飲むようにしてください。

症状が強く出てしまったり、長時間治らない場合はすぐに病院に行きましょう。

最悪の場合、アナフィラキシーショックということもあり得ますので飲み会の場だとしても遠慮せずに「おかしいな」と思ったらすぐに人に伝えましょう。

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アルコールを飲んで頭が痛くなることもありますが、お薬の飲みすぎで頭が痛くなる場合もあります。アルコールと一緒に飲むことで効果が助長され、このような頭痛が起こる可能性もあるかもしれません。

おわりに

お薬は水で飲むものとわかってはいるけど、ついアルコールで飲んでしまったりしてしまいますよね。

しかし、危険性がわかればどうでしょうか。

それでもお薬をアルコールで飲みますか?

命の危険というのも大げさではありません。

楽しくアルコールを飲むためにも、

  • お薬が必要なくらい体調が悪いときはアルコールを控える
  • 体調が悪くなるまで飲まない

などに注意して、アルコールでお薬を飲むという危ない行為はやめておきましょう。

 今回の記事はロキソニンなどの痛み止めを否定しているわけではありません。上手に付き合えばとても良いお薬です。しかし、アルコールと一緒に飲んでしまったり常飲するようなことは控えた方がいいでしょう。