自分の身体と向き合おう

こんにちは、鍼灸師のリキヤ(@rikiref)です。

あなたは今、自分の健康のために何か行動をしていますか?

ファストフードを食べないようにしている。

運動するためにジムに通っている。

なんでも良いのですが、自分の身体に気を使ってあげているでしょうか?

僕は鍼灸やマッサージで人の身体のケアをするお仕事をしているのですが、患者さんの話を聞くと「普段は仕事が忙しくてなかなか身体のケアができない」といった話をよく聞きます。

身体の不調はそこまでないけど予防のために鍼灸を受けにきているといった方もいるのですが、多くはどこかが悪くなったから来た、という方です。

もちろん、悪くなったから来るという動機はウェルカムですし、当たり前の動機です。

しかし、その悪くなったということを忘れないでいてほしいと思います。

悪くなったということを自分の身体のことを考えるきっかけにしてほしいのです。

今回の記事ではライフコースアプローチという考え方をご紹介します。

今、あなたが行なっている身体に対することは良くも悪くも、その後の人生の生活の質(QOL)に影響を与えます。

この記事のポイント
  • ライフコースアプローチとは
  • ウィメンスヘルスとは
  • ライフコースアプローチの視点を持つ大切さ

ライフコースアプローチとは

ライフコースアプローチという考え方では、その人の生き方に注目します。

健康についてや病気の原因を人生のステージごとに分断して考えるのではなく、胎児期から老年期までをつなげて考える、人生という大きなくくりで考えようとする概念です。

世界のヘルスケアは、病気やリスクの予防を、胎児期・幼少期から成熟期(生産期)、老年期までつなげて考えアプローチしようという動きに向かっています。これをライフコースアプローチといいます。

メタボリックシンドローム予防や、子宮がん、乳がん検診など、重点項目は必要ですが、理念として、また体制として、健康を一生涯継続し、次世代に受け継がれるものとして捉え、支援していこうとする試みです。

年齢関係なく、健康を意識した行動(食生活や運動など)を始めることは何歳からでも大切なことです。

しかし、まだ若いうちから少しでも意識を持つことでその後のQOLに大きく影響を与えます。

リキヤ
数年前のことが数年後に結果となって現れます。

痩せ体型からおじさん体型へ

少し僕自身のお話をします。

僕は20代半ばまで、どんな物をたくさん食べようがお酒をたくさん飲もうが全然太りませんでした。

そんな生活を続けていた結果、26歳あたりからお腹がポッコリと出てしまう結果に。

リキヤ
おじさん体型・・

もちろん、年齢を重ねるごとに代謝は低下するので、それは関係していると思います。

しかし、ライフコースアプローチの視点から考えると、そのときの自分の行動の選択が招いた、必然的な結果と言えます。

見事に若い頃に選択したことが、年齢を重ねたときに悪い結果となって出てしまった体験でした。

リキヤ
不摂生を続けると必ず影響が出るのですね。

ウィメンズヘルスとは

ウィメンズヘルスとは女性の生涯においての健康を示す言葉です。

お灸さん
女性のライフコースアプローチといったところでしょうか。

ウィメンズヘルスは婦人系の疾患や出産に関わることだけではありません。

ウィメンズヘルス
  • 身体
  • 経済
  • 避妊
  • 虐待
  • 性暴力
  • 人権

このように、身体に関すること以外でも働き方や心理状況など、女性のライフサイクル全般に関する健康のことを示しています。

更年期を考えることはウィメンズヘルスの1つ

ウィメンズヘルスの中にも更年期障害は含まれています。

閉経に伴いホルモンバランスの変化が大きいのが更年期という期間です。

女性の生涯における健康ということを考えたときに、更年期の期間にどのような行動を選択したかによって老年期のQOLが変わってきます。

このときに生活環境を見直すか、そうでないかによって大きく人生は変わると考えられます。

ライフコースアプローチの視点を持とう

健康に生涯過ごすために予防医学を考えることはライフコースアプローチと繋がります。

そして、ライフコースアプローチの視点が持てるとヘルスプロモーションを考えることができます。

ヘルスプロモーション
WHOが提唱しオタワ憲章の中で定義された、人々が自ら健康をコントロールできるようになるプロセスのこと。

まずは自分の生涯の健康について考え健康的な行動を選択すると同時に、その健康的な選択をする環境をどうすれば整えることができるのか。

個人の健康を考えることから始め、周囲の人たちにどのように支援ができるようになるのか。

人それぞれが自分の身体、健康と向き合うことはより良い社会を作るきっかけになるのではないでしょうか。

おわりに

ライフコースアプローチウィメンズヘルスヘルスプロモーションと横文字が多くなってしまいましたが、まずは自分の身体としっかり向き合ってみましょう。

僕がお伝えしたいのは、どこかが悪い・悪くないに関係なく、今この瞬間にちょっと向き合ってみましょうということ。

特に若いうちはそのときにした選択(食生活や運動など)がその後の身体・人生においてどのような影響を与えるのか気づきにくいものです。

リキヤ
僕もそうでした。

でも、だからこそ考えて欲しいな、と思います。

ただ寿命だけが伸びる人生ではなく健康的で楽しい時間が長い、そんな人生の方が良いでしょう。