悶々と働いている鍼灸師は日々の業務と違う行動を始めてみよう

鍼灸を普及させるために様々な活動が行われています。

SNSを利用していると、本当に活動的な先生ばかりで驚きます。

しかし、果てしてそのように表舞台に立って活動を続けている先生はどれくらいいるのでしょうか?

また、鍼灸師の免許を持つ人が増えてきている中で、実際に資格を活用している人は少ないのではないでしょうか。

平成29年度の累計鍼師の数が173,690人、灸師の数が172,441人、あん摩マッサージ指圧師と合わせた総累計は539,014人にもなります。

これだけの人数がいる職種です。

この中で治療に関すること以外の活動をしている鍼灸師は圧倒的に少ないと予想しています。

そこで今回は、治療院勤務などで「このままでいいのかな」なんて悶々と過ごしている先生方に、発信することについてお伝えしたいと思います。

リキヤ
僕も悶々としていました。

悶々と働くことから抜け出したかった整骨院時代

僕は2017年の春にはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得して鍼灸師の世界に入りました。

そして、鍼灸整骨院にて鍼灸師としてお仕事をさせてもらっていましたが、一般スタッフとして見渡すと会社内でのコミュニティでしかなく、外部との交流はほとんど皆無といっていいほどありませんでした。

このとき、会社内での視野しか持てなくなってしまうこの環境に疑問を持ったわけです。

すごく狭い世界で生きることになってしまうなと。

また、こんなことを言ったら諸先輩方からお叱りを受けるかもしれませんが、鍼灸やマッサージをすることしかできなくなることにも「ん?」と思い始めました。

このまま埋もれていってしまう。

このような、ある種の恐怖心を持ったところがブログを始める起点となっています。

人のために人生を使うという考え方

「社会に出ると、人生の主人公は自分ではないことに気づく」なんて言われた経験、ありませんか?

僕は大学生の頃にこの言葉を言われました。

鍼灸師になってからある日、この言葉をふと思い出して考えていました。

リキヤ
人生の主人公は一体誰なのか。

あれこれ考えましたが、やっぱり自分の人生の主人公は自分だと思います。

ただ、その人生は自分だけのものではなくて人のために使うことを考え始めてから自分が主人公となれるのではないでしょうか。

つまり誰かに対して役に立つことをしようとするから能動的に行動を起こすし、知識をつけようとします。

鍼灸師の免許を持っていたって誰かの役に立とうとしなければその知識は必要ないですし、増やそうともしませんもんね。

誰かと繋がれて、誰かに必要とされて、自分の重要さに気づく。

患者さんに「ありがとう」なんて言われる鍼灸師というお仕事は、誰かに必要とされていると感じやすいため、自分を主人公にするためには最高のお仕事だと思います。

また、ダイレクトに反応を受けることができる鍼灸師という職業は、やりがいを感じやすいかもしれませんね。

ビジネス本を読んでみて発信することの重要さを知る

ブログやTwitterを始めてみてから、治療系の本以外にビジネス関係の本にも興味を持つようになりました。

リキヤ
治療系の本は治療のことしか書いてありませんからね。

もちろん一生勉強などと言われている職業ですから、治療(身体)に関する本は読み続ける必要があります。

しかし、それだけでは視野は広がりません。

そこで、次の3冊の本を読んでみました。

関連書籍
お金2.0 新しい経済のルールと生き方
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革命のファンファーレ 現代のお金と広告
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「自分」を仕事にする生き方
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この3冊の本を読んで共通している部分があるなと感じました。

それは「個人の内面的な部分に価値が生まれる」というところです。

SNSの普及で誰とでも常につながっている時代、何か思ったことをポンと発信すればどこかの誰かが見てくれています。

「いいね」がなかったとしても必ず一人は見ています。

もしかしたら、自分が発信したものは誰かにとって価値があるものかもしれません。

発信したことに共感してもらったり、誰かの役に立つかもしれない。

そんな環境が今は普通となっていて、それを活用するかしないかで今後の道が狭いものになるのか開かれたものになるのか、分岐するポイントの1つになるのではないでしょうか。

SNSに限らず、発信するのかしないのか。

そして何もそれは有益なものだけではなく「〜がしてみたい」「〜ってどうなの?」などのような何気無いことからでも、色々な分岐を見せて発展する可能性だってあります。

声を出せば、誰かが発見してくれるんですね。

そして、自分で何か行動してみようとしている人には必ず誰かが手を差し伸べてくれます。

もちろん中には悪い人も手を差し伸べてくる場合もあるし、もしかすると否定されることもあるかもしれません。

しかし、発信し続けていれば誰かは手を差し伸べて助けてくれます。

リキヤ
世の中、一人にならないようにできているんですね。

趣味を通じて横に伸びてみる

もう1冊、本を読んで考えさせられたことがあります。

それは、色々なことを結びつけて独自の自分を作り上げることです。

関連書籍
「脳を本気」にさせる究極の勉強法
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脳医学者である瀧靖之先生はこの本の中でこう書かれています。

結びつけてオンリーワンになることができれば、その競争は途端に自分1人のものです。

治療の知識や鍼灸などの技術をつけることは縦に伸びること。

それはそれで医療従事者とされている鍼灸師には必要なことです。

しかし、もっと働くことを楽しむため、鍼灸業界をおもしろくするためには掛け算をしてみて横に伸びていくことも必要だと感じました。

治療家としてだけではなく、パフォーマーとして鍼灸師という職業を考えてみる。

施術に関していえば僕の場合、鍼灸だけでなくリフレクソロジーなどリラクゼーションの要素を取り入れてみたり。

施術以外だとホームページを作ってみたり。

お灸さん
趣味ですか?
リキヤ
趣味ですね。

しかしその趣味も混ざって僕という個人ができればいいなと思っています。

全てコツコツやっていって発信を続けていれば誰かに必要とされると信じています。

やみくもにやり続けても意味がないかもしれませんが、やり続けなければ当然ながら何もないですよね。

僕の場合いろいろと戦略を練ってやるというのが苦手なため、やり続けながらその都度、修正しながらやっています。

思考停止しないで1歩を踏み出してみる

これまで紹介した4冊の本を読んでみて確信したことがあります。

会社内で悶々としていたらいずれ嫌になる。

会社というフィルターを通した先に何か目的とするものがあったり、会社のビジョンに共感できているのならいいのですが、ただ与えられた業務を遂行するだけのような働き方は、たとえお給料が上がったとしても個人としてのレベルは上がりません。

このままではこの先、怖いなーと思いブログを始めたのですが同時にTwitterでもたくさんの人と絡むようにしていきました。

そして、Twitterを通して「鍼灸師さんでも、いろんな活動をしている人がいたのか」なんて発見がありました。

これは1歩、踏み出したので発見できたことです。

普通に治療院に勤めているだけでSNSを活用して横の繋がりを増やしたり、意見をシェアし合ったりといった具体的な行動に移せていない人って、すごく多いのだと思います。

僕がTwitterで繋がらせてもらっている人たちや、zoomでお話させてもらった人たちはもうすでに「1歩」を踏み出している人たちであって凄みというかオーラで大きく見えるけど、そのような人たちはごく少数なのだろうな、と。

では、なぜ少しでも踏み出せないのか。

それは業務遂行で留まって思考停止してしまい、もっと世界が広がっていてシェアしあえる場所があるということを知ることができないからではないでしょうか。

日々の業務に追われているな、と気づいたのなら何かアクションを起こしましょう。

僕の場合それがブログや治療系以外の本を読むことでした。

1歩踏み出すのはなんでもいいと思います。

ゲームなんかでもいいかもしれません。

ただ、自分の中だけで終了してしまう趣味では何も始まりません。

なんでもいいので外に出してみましょう。

おわりに

何をしていくのかは何かをやりながら決めていけばいいと思います。

僕の場合はブログなので、記事を書くときは自然に自分と対話するようになります。

今回のような記事を書くときは特に、自分の内面と向き合って対話してそれをどう相手にわかるように文章で表現するかという繰り返しです。

ブログを始めた当初はなんとなく始めたし意気込みは特になかったし、こんなに反応をもらえるなんて想像もしていませんでした。

個人のブランディングという名目もありますが、とてもではないけど狙ってそこまでのコンテンツは作れません。

でも、反応してくれる人がいた。

もしかしてブランディングって作っていくものじゃなくて、自然と発生していくものなのかもしれませんね。

関連書籍

今回紹介した本はこちら。悶々と働いている方には刺激になるかと思います。僕もとても刺激を受け、ブログを続けることの後押しをしてくれています。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方
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革命のファンファーレ 現代のお金と広告
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「自分」を仕事にする生き方
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「脳を本気」にさせる究極の勉強法
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