『医者が教える食事術』(牧田善二)から学ぶ「考えて生きる」ということ

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身体にいいもの食べていますか?

「キュウリがいい」とか「シナモンがいい」とか、食品単体のものをプッシュしている健康番組がたくさんありますね。

そりゃキュウリもシナモンも身体には良いでしょう。

キュウリは栄養価値はあんまりないとか言われていますが、ホスホリパーゼという脂肪分解酵素やピラジンという血液をサラサラにしてくれる成分なんてものが入っているそうで、キュウリ一本でどのくらいの効果があるのかわりませんが、まぁ身体には良さそうです。

リキヤ
僕は嫌いですが・・・
お灸さん
好き嫌いはよくないですよ!

また、シナモンには抗酸化作用、血行促進作用があるということでこちらも身体には良い。

まぁスパイスは一般的に身体に良いとされていますよね。

リキヤ
シナモンは好きです、オリエンタルな香りがしますので。
お灸さん
お灸もオリエンタルな香りがしますよね!

何事もそうですがテレビで言ってたからそれを鵜呑みにしてその通りにするとか、誰かがこう言っていたからこうとかってストレートにそのまま自分の知識としてしまうと、思わぬ落とし穴があるかもしれません。

食事に限っては「バランスよく」が結論なんじゃないかなと思います。なんでも食べたらOKなのではと。

気にしすぎてストレスがたまる方が身体には悪いですしね。

ごく単純に考えています。

こんにちは。ななめな気分の鍼灸師、リキヤ(@rikiref)です。

お灸さん
さて、今回はどんな内容になるのでしょうか?
リキヤ
今回はですね、読書感想です。
お灸さん
栄養学の本ですね?
リキヤ
そうですが栄養学のことよりも、著者の思いに共感いたしまして・・・
お灸さん
なるほど、読書感想ですね。ななめな視点ですねぇ。

 

さて、なにを読んだかというと【医者が教える食事術】(牧田善二)です。

牧田 善二

東京の銀座にある「AGE牧田クリニック」院長

糖尿病専門医

糖尿病合併症の原因とされる「AGE」の研究を行っており、特に腎臓の合併症を防ぐ治療を行っている。

参考サイト『時事メディカル』

僕自身、筋トレをしていて栄養学には興味があるので読んでみました。

ただ、僕の場合この本を読んだ後に栄養学系の本を読んだという感じはしませんでした。
 

『医者が教える食事術』の概要

「日々の食べ物の違いで健康格差が生まれているとし、そのほとんどの不調の根本原因は血糖値で決まる」

『医者が教える食事術』はここから始まります。糖尿病専門の先生ですので、血糖値をうまくコントロールしなさいという内容が書かれています。

しかし、単純に栄養学系の読み物としてもおもしろかったのですが、牧田先生の思いがちらほら感じられてそこの部分の方が気になりました。

気になったところ

貧困層ほど糖尿病が増えている

かつて糖尿病は「贅沢病」と呼ばれ、美味しいものをたらふく食べている人がかかる病気だと思われていました。しかしそれは過去の話。日本人の多くがお腹いっぱい食べられないでいた飢餓の話です。いまでは、むしろ貧困層に糖尿病が増えています。 p.48

 

白い砂糖や、砂糖を溶かしただけの飲料水などはありませんでした。これらをつくったのは、産業革命以後の現代人です。そこには、「美味しいから」という理由だけでなく、「儲かるから」という企業理念が存在することを忘れてはなりません。 p.49

考えてみると、甘いだけの飲料水やお菓子などは身体にとって決して良いものとは言えません。

ただ、甘いものを摂取すると気分がホッとするということがあります。

『医者が教える食事術』の中では、飢えていた時代、血糖値が下がりすぎると命を落とす危険があるためチャンスがあれば糖質を取るようにとプログラミングされている。

その仕組みがあるから甘いものを摂ると脳内から快楽物質が出ると言っています。

この、快楽物質が出るということに気づかずに甘い清涼飲料水などを常飲していると企業の思うツボ

「糖質は摂取しすぎると身体に毒」という情報はもう出回っていますが、それでもやめられない。

一種の中毒状態。

しかし、その中毒が企業によって作られたものだとしたらどうでしょうか。

お灸さん
うーん、なにやら穏やかでないですね。

それこそ自分でなにも考えず摂取し続けるというのは言いなりになっています。

この「貧困層ほど糖尿病」が増えているという部分から、貧困層ほど自分の頭で考えるといったことをしていないのではと感じました。

身体まで貧困に陥らないためにも、本を読むなどの情報収集は必要なのではないでしょうか。

「食事」は健康格差を生き抜く最強の教養である

忙しい現代人の事情を逆手にとって横行しているビジネスがあることは忘れないでください。「時間のないビジネスパーソンのために」とすすめられる、栄養ドリンクもスポーツ飲料も、縄文人のDNAを受け継いでいる私たちの身体にとって、ありえないものなのです。 p71

さらにこう続きます。

本当の健康が、手軽に自分のものになると思いますか。仕事だって、そんなに簡単ではないでしょう。人生においてもビジネスを成し遂げる上でも最も重要な健康は、食事をしっかりマネジメントしていく人だけが手にできるのです。 p72

仕事がらでしょうか、「手軽さ」や「便利さ」がどんどんと発展している中で、「身体にとって良いもの」というのがどこか置き去りにされている気がしてなりません。

自分の手にしているその食品は自分の身体にとって必要なものなのか、広告の思うツボになっていないか改めて考えてみましょう。

僕自身、栄養学のスペシャリストではないので自分の身体の変化を気にしつつ、身体に入れるものは成分表示などを見て選んでいます。

お灸さん
おや、意識高い系ですか?
リキヤ
いえ、そんなことはないです!ないはず・・・

生きがいを持つ

「長寿の秘訣」という項目でこんな一文があります。

寝たきりでずっと人の世話になったまま長生きするのではなく、社会や家族、仲間に貢献して「自分は必要とされている」と感じることが大事。そして、「自分が必要とされている」状況は、会社を辞めてもいくらでもつくれるのだと理解することが大事です。 p265

病気といっても様々な病気があります。

ただ、大事なのはそこにとどまってはいけないということ。

患者さんでALS(筋萎縮性側索硬化症)という筋肉に力が入らなくなっていく難病を抱えた方がいます。

学校では少し習ったことがあるのですが、その方と知り合ったのがきっかけで改めて調べてみたところ、「武藤将胤さん」という方が検索で出てきました。

武藤将胤さんはALSという難病を抱えていながらその病気を知ってもらおうと活動しています。

一般社団法人WITH ALSとはALS(筋萎縮性側策硬化症)患者の置かれた現状を、自身の体験を通じて世界中に周知し、認知・理解を拡大させることで、治療方法や支援制度を向上させることを目的とする。

また、ALSやその他難病患者、その家族、非患者のQOL(Quality of Life)の向上に貢献するコンテンツ開発・支援活動を実施する団体です。

引用元『WITH ALS

かっこいい・・・

この武藤将胤さんの活動を調べてみて、「自分が必要とされる状況」というのはどんなときでも自分次第で作れるのだと感じました。

このことを、健康であろう僕が書くとお叱りを受けるかもしれません。

ただ、健康だからこそ「自分が必要とされる状況」を作るための貢献だとかを忘れてはいけないと思います。

まとめ

最後に『医者が教える食事術』にはこう書かれています。

自分の身体について、あなたは「わかっている」と思っているかもしれません。しかし、実はまったく「わかっていない」ということに気づいてください。そして、「わかっていない」というところからスタートして、食生活を変えてください。 p277

もう「はいっ!」としか言えません。

これは食生活に限らず、あらゆることにも当てはまります。

何歳になっても「わかっていない」ということを忘れずに、自分の頭で考えて生きていきましょう。

お灸さん
とはいっても、たまにはお灸でもして、肩の力を抜いていきましょうね。

この本が合いそうな人

  • 糖質制限について知りたい人
  • 食事改善したい人
  • ダイエットしたい人
  • キレイでありたい人

気になった方は是非読んでみてください。




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